2018年11月07日
ウンチは健康のバロメーター。何気なくトイレで流してしまうウンチですが、腸内環境を知らせてくれる大切な“お便り”です。お腹の中を見ることはできませんが、ウンチの色や形、臭いなどの状態から腸内環境をチェックすることができます。
どんな腸内細菌を持つかでウン命が決まる!
人の腸に棲(す)む細菌は1000種以上、重さにすると1〜1.5sにもなります。気をつけなくてはいけないのは、悪玉菌が増え、腸内環境が悪化すると、腸の病気だけでなく、全身の様々な疾患の発症を促してしまうことです。
悪玉菌が出す有害物質が腸から吸収されると、全身に悪影響が及びます。最近では糖尿病やアルツハイマー病の発症に腸内細菌が関係することもわかってきています。
腸内環境を整え、病気を防ぐために重要なのが、自分の便をよく観察すること。量が少なく、気持ちよく出にくかったら食物繊維不足、臭かったら悪玉菌が増えている証拠です。
バナナのような良い便をきちんと出すためには「何を腸に送り込むか」が問題。良いウンチのための材料を参考に、バランスのとれた食事を摂ること、そしてきちんと良い便を出すことを大切にしましょう。
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参考文献:
日経ホームマガジン2016年6月5日発 『おとなの「腸」生活』
藤田紘一郎 監修 『Dr.クロワッサン 免疫力アップ、痩せる、若返る 腸内フローラ健康法』
藤田紘一郎 著 『腸内フローラ 医者いらずの驚異の力』
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