2017年08月25日
米ぬかの抗酸化作用で消臭
米ぬかは、玄米を精米する過程で出る外皮や胚の粉です。白米を作る際の副産物で、多くは米ぬか油や漬け物のぬか床などに利用されていますが、食品だけでなく、美容や清掃の分野でも役立っています。
米ぬかにはγ(ガンマ)−オリザノールやフェルラ酸など強い抗酸化作用のある成分が豊富。活性酸素の除去や抗菌効果が非常に高く、食品中の嫌な臭いを抑える働きが優れています。
米ぬかから抽出した米ぬかエキスは、焙煎すると消臭効果が増します。特に油脂の酸化臭の発生を抑え、魚臭やアンモニアなどの窒素化合物に効果的で、加齢臭を抑える働きもあります。
ポリフェノールの力で制菌
プロアントシアニジンは植物が身を守るために作り出す渋味の成分で、ポリフェノールの一種です。
特にクランベリーに多く含まれるプロアントシアニジンAは細菌付着防止機能を持ち、歯垢の原因となる菌や虫歯菌の増殖を抑える働きがあります。ビタミンCの約20倍の抗酸化作用があり、歯垢の原因となるミュータンス連鎖菌や虫歯菌を殺菌してくれます。
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