2015年07月17日
核酸とは?
私たちの体を構成する約60兆個の細胞。その一つ一つの細胞の核内に存在する生命の基本物質、それが「核酸」です。核酸は新陳代謝に不可欠な成分。老化を遅らせたり免疫機能を正常に保つなど、
様々な機能性があります。
核酸の働き
核酸はDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の2つに大別され、その働きはそれぞれ異なります。DNAは、細胞に存在する細胞核といわれる細胞の遺伝子情報の保存と伝達を行う部分に存在し、たんぱく質を作り出すための、アミノ酸の組み合わせ情報をもっています。RNAは細胞質の中に存在し、DNAの情報に基づいてアミノ酸からたんぱく質を作り出しています。核酸によって新しい細胞がつくられることで、健康を保つことができます。
加齢とともに低下する核酸合成力
核酸は、アミノ酸などを材料として、肝臓や腎臓などで合成されているほか、食事からとり入れた核酸や体内に存在している核酸成分などを再利用して合成されています。
しかし、加齢にともない体内で合成する力は低下していきます。抗老化や健康長寿の為には、食事から塩基バランスの良い核酸をとり入れることが大切です。
下のグラフはヒトの脳細胞や腱細胞における年齢とDNA合成やRNA量の関係を調べたものです。DNA合成量、RNA量のいずれも加齢とともに減少していることがわかります。
身体に効率よくとりこもう
核酸は米や小麦、卵などには多く含まれていません。のりやビール酵母には豊富に含まれていますが、一度に摂る量がわずかで、核酸を十分に摂ることはできません。また、核酸の量が多いサケの白子やカキなどは収穫時期が限られます。さらに、含まれている核酸のバランスがそれぞれ異なります。DNA、RNAをバランス良く摂るためにも、サプリメントは有効で手軽な手段と言えます。
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参考文献:
NPO法人KYG協会編『 若さ・健康・長寿の源 核酸の魅力』
医学博士/星崎東明著『 第7の栄養素 核酸 アンチエイジングに最も優れた素材』 |