2015年06月19日
ミツバチの巣は、生物界においてほとんど無菌の環境です。一つの巣あたり、10万匹近いハチがいても、ごくわずかのバクテリアしかいません。それは、感染症などの菌を殺す、副作用のない天然の抗生物質としてプロポリスが働いているからです。
プロポリスは、ミツバチが樹木から集めた樹脂にミツバチの分泌物が混同してできたもので、殺菌や消毒作用に優れています。ミツバチは巣の入り口にプロポリスを塗ることで、雑菌等が侵入するのを防ぎます。プロポリスの歴史は古く、古代エジプトではミイラの腐敗防止に使われていたことが記録されています。
主な成分は樹脂、ミツロウ、精油、花粉などの他、有機酸や脂肪酸、アミノ酸、ミネラル、ビタミンの他、約40種類ものフラボノイドが含まれる多彩な有効成分の複合体です。
プロポリスには、抗菌・殺菌作用や抗ウイルス作用、鎮痛作用など多彩な作用があることから、次のような働きが期待できます。
まずは風邪予防。様々な原因で起こる風邪のほとんどはウイルスによるものです。抗ウイルス作用のあるプロポリスは、ウイルスが増殖しやすい時季に役立ち、ウイルスの増殖スピードが速く、インフルエンザにも効果が期待できると報告されています。さらに抗菌・殺菌作用で口内を清潔に保つとともに炎症を抑える働きからも口内炎の予防にも役立つと言われています。
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参考文献:
平柳 要・Yuki 監修『蜂蜜力』
星崎東明著『病気に克つプロポリス』 |