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健康コラム

2018年11月07日

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毎日の健康バロメーター いいウンチに出会いたい!

いいウンチの3条件 出た後にスッキリ感がある スルッと出る 臭いがしない 便座に腰掛けてすぐスルッと出て、出し切ったスッキリ感があればベスト!腸内細菌叢=腸内フローラが整っていれば、ほとんど臭いません。

ウンチは健康のバロメーター。何気なくトイレで流してしまうウンチですが、腸内環境を知らせてくれる大切な“お便り”です。お腹の中を見ることはできませんが、ウンチの色や形、臭いなどの状態から腸内環境をチェックすることができます。

いつものウンチはどのタイプ? 腸内環境:悪玉菌が優位 大腸での滞在時間が長く、水分がカラカラになり、ウサギのフンのように固まった便。残便感が強い。コロコロした便がソーセージ状に固まった状態。硬さと大きさがあるため、肛門を傷つける。水分が少なめで表面にひび割れが見える。少し息めばスルッと出るが、スッキリ感はわずか。息まずにストンと出る。バナナ2~3本分くらい出るとベスト。全て出しきったスッキリ感がある。水分が多すぎて固まりきれなかったタイプ。バナナ形になれずにちぎれてしまった形。残便感がある。出した後にお尻を拭くとべったりと紙に付着する。息まずに出るが、残便感がある。色は濃淡様々。腸内での滞在時間が非常に短く、水のような便。消化しきれない固形物なども混じる。臭いはきつい。

どんな腸内細菌を持つかでウン命が決まる!

いいウンチの中身 水分 約80% 飲み水だけでなく、食べ物に含まれる水分も含む。 腸内上皮の細胞のカス 約10% 大腸内の上皮細胞や粘膜が新陳代謝ではがれたもの。 食事のカス 約7% 消化しきれなかった食べ物の残り、主に食物繊維など。腸内細菌の死骸 約7% 大腸内で死滅した細菌の死骸。便の中に約1兆個あるといわれる。

人の腸に棲(す)む細菌は1000種以上、重さにすると1~1.5㎏にもなります。気をつけなくてはいけないのは、悪玉菌が増え、腸内環境が悪化すると、腸の病気だけでなく、全身の様々な疾患の発症を促してしまうことです。
悪玉菌が出す有害物質が腸から吸収されると、全身に悪影響が及びます。最近では糖尿病やアルツハイマー病の発症に腸内細菌が関係することもわかってきています。
腸内環境を整え、病気を防ぐために重要なのが、自分の便をよく観察すること。量が少なく、気持ちよく出にくかったら食物繊維不足、臭かったら悪玉菌が増えている証拠です。
バナナのような良い便をきちんと出すためには「何を腸に送り込むか」が問題。良いウンチのための材料を参考に、バランスのとれた食事を摂ること、そしてきちんと良い便を出すことを大切にしましょう。

キレイな腸内フローラ咲かせましょ!いいウンチのための3つの材料 便を柔らかくする 水分 便の硬さは含まれる水分量で決まります。1日1.5~2lをめどに水分をとると便が適度に軟らかくなります。下痢の場合も適宜水分を補給することが大切で、真水よりスポーツ飲料などが向いています。腸内環境を整える 乳酸菌・ビフィズス菌 腸内フローラを良好に保つ善玉菌の代表。乳酸菌は乳糖やブドウ糖など炭水化物を分解して乳酸を作る細菌の総称で、ビフィズス菌も乳酸菌の一種。ヨーグルトやチーズ、納豆やキムチなど発酵食品に多く含まれています。腸内細菌を育てて、便を形づくる 食物繊維 消化・分解されずに大腸に届く。水分を包括して適度な軟度のウンチを形成する他、腸内細菌によって分解されてエサとなることで、酸性に保つ働きがあります。穀物や豆類、こんにゃくやゴボウなどの根菜に多く含まれています。

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参考文献:
日経ホームマガジン2016年6月5日発 『おとなの「腸」生活』
藤田紘一郎 監修 『Dr.クロワッサン 免疫力アップ、痩せる、若返る 腸内フローラ健康法』
藤田紘一郎 著 『腸内フローラ 医者いらずの驚異の力』

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