2018年09月21日
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ある調査機関が実施した調査結果によると、米国の眼科医の91%が、ルテインが目の健康を促進する重要な栄養素だと考えていることが明らかになりました。
ルテインは、目の黄斑部と水晶体に多く存在し、ものを見るのに重要な働きをします。
太陽光線や紫外線が活性酸素を大量に発生させて網膜を傷つけますが、ルテインを補給すると、網膜をカバーして有害光線を遮ったり吸収して活性酸素を除去してくれます。
加齢黄斑変性症とは、ものを見るのに大切な働きをする黄斑部が衰えることで、ものが歪んで見えたり、欠けたり、ぼやけたりする病気。日本人の途中失明の原因でも、上位にあげられています。
黄斑部はものを見る際に重要な網膜の中心部であるため、代謝が活発な組織で、活性酸素も多く発生します。
黄斑部の細胞が老化して老廃物や活性酸素を処理しきれなくなると、それらを吸収しようと急造の新生血管が伸び、異変が起こります。
ルテインは目に重要な成分ですが、体内では生成できず、しかも加齢とともに減少。ルテインを1日10mg摂取することで黄斑部のルテインが増えることが報告されています。
参考文献:
深作秀春 著 『スーパードクターと学ぶ一生よく見える目になろう』
葉山隆一 著 『医者がお手上げだった目の病気の次世代栄養素』