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健康コラム

2018年04月20日

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ビタミン・ミネラル研究所 ビタミンとミネラルの働きについてもっと知ろう!

ビタミン・ミネラル研究所 ビタミンとミネラルの働きについてもっと知ろう!

ビタミン・ミネラルは体の潤滑油

ビタミンは体をつくる材料やエネルギーそのものにはなりませんが、3大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)がエネルギーに変わるとき、筋肉や骨、皮膚に変わるときに潤滑油としてその転換の手助けをします。
ミネラルは、体の構成成分になったり、機能を調節したりする単一元素からなる栄養素です。 ビタミンと相互関係を持ちながら酵素と結びつき、食物の消化・吸収、老廃物の排泄などの活性化を助けます。

3大栄養素 炭水化物 脂質 たんぱく質

代謝の改善が健康のカギ

体内で行われるすべての代謝は「意識的に行う代謝」と「無意識下の代謝」に大別され、ビタミンとミネラルはどちらにも深く関与しています。
このうち、細胞の新陳代謝やホルモンなどの形成にあたる「無意識下の代謝」こそが、健康のカギを握っています。
作物を作るときの土壌づくりのようにビタミン・ミネラルの摂取が健康の基礎作りになります。

意識的に行う代謝 運動や思考など、エネルギーをつくり出したり活動するときにかかわる代謝。 無意識下の代謝 主に新陳代謝、本能など。

心と体に関わる代謝の種類

心と体、両方をサポートするマルチな栄養素

代謝は体だけでなく脳=心でも行われます。つまり、ビタミン・ミネラルは心にも代謝の潤滑油であると言えます。感情のコントロールができなくなるなどの精神状態の停滞は、ビタミン・ミネラル不足が原因かも?
また、現代人はビタミン・ミネラルが不足しがち。心身両面をサポートするためにも積極的に補給をしましょう。

現代人はビタミン・ミネラルが不足しがち 現代人の基礎栄養の充足率

ビタミン・ミネラルが不足しがちな理由と対処方法

不足の理由1:調理・加工による損失

調理や加工を施すことで、おいしく食べられるだけでなく、解毒・殺菌・保存など、多くのメリットを得ます。しかし、水・光・熱に弱いビタミン・ミネラルは損失してしまいます。

ほうれん草100gあたりのビタミンC

不足の理由2:野菜に含まれる栄養価が低下

農薬や化学肥料などの使用により土壌に蓄えられていたミネラルなどの有機物や無機物が減ってしまったことが主な要因と考えられています。

1982年と2015年の100gあたりのカルシウム・ビタミン含有量

不足の理由3:偏った食事でカロリー過多のビタミン・ミネラル不足に

カロリーが高く、栄養価が低い加工食品や、外食が多くなると体内でビタミンやミネラルの消費量が増えます。加工食品には食品添加物が多く含まれ、ミネラルの吸収を阻害するものもあります。ビタミンやミネラルは普段から多めに摂取する必要があります。

ビタミン・ミネラル不足 カロリー過多

対処法は?・・・現代食に欠かせないサプリメントで補う!

カロリーを増やさず必要な 栄養のみを補給することが できるサプリメント。

上記の理由から、食事だけでビタミン・ミネラルをバランス良く摂取するのは困難だと言えます。調理や加工などで失われがちな栄養素は、カロリーを気にすることなく必要な成分を摂取できるサプリメントを活用するのが効果的で便利です。

現代版加工食品 逆加工(抽出)食品 サプリメント

ビタミン・ミネラルをきちんと摂ろう

まんべんなく摂ってこそ威力を発揮

ビタミン・ミネラルは心身の健康の要です。ここに過不足があると、新陳代謝もエネルギー代謝も制限され、不調を起こします。
また、ビタミン・ミネラルは、人の体に必要なものだけでも、各10種類以上あり、どれか1種類だけ摂っても代謝は改善しません。
まんべんなく摂ってこそ、それぞれが威力を発揮するのです。

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各ミネラルの主な働き 各ビタミンの主な働き
●カルシウム 骨や歯を形成。筋肉や神経の働きを正常に保つ働きも。 ●ビタミンB1 炭水化物の代謝を促す。また神経機能を正常に保つ。
●マグネシウム カルシウムと結合して骨格を形成。神経の機能を保全。 ●ビタミンB2 3大栄養素の代謝に関わり、成長を促す。抗酸化作用も。
●リン 骨や歯、細胞の材料になり、エネルギー代謝に関与。 ●ナイアシン 多くの酵素の補酵素になり、エネルギー代謝等をサポート。
●鉄 赤血球の成分として全身に酸素を運び、二酸化炭素を回収。 ●ビタミンB6 たんぱく質の分解・合成に補酵素として関与。成長を促進。
●銅 鉄の代謝をサポートする成分。血管や骨をしなやかにする働きも。 ●ビタミンB12 ヘモグロビンの合成を助け、神経系の機能維持にも働く。
●亜鉛 補酵素として代謝に関わる。味覚の維持にも不可欠。 ●葉酸 DNA合成に関わり細胞の新生を促進。赤血球の生成も促す。
●クロム インスリンの働きを助けて、血糖値を調整する。 ●パントテン酸 3大栄養素のエネルギー代謝やホルモンの合成に関与。
●マンガン 骨の形成を促す酵素の成分となる。代謝にも関与。 ●ビタミンC コラーゲンの合成に関わり、鉄の吸収を促進させる。
●セレン 抗酸化作用のある酵素の成分で、活性酸素を分解する。 ●ビタミンA 皮膚や目などの健康を守り、感染症を予防する。
●ヨウ素 甲状腺ホルモンの構成成分。発育や代謝を促す。 ●ビタミンD 骨の材料となるカルシウムの吸収を助けたり、骨や歯に届ける。
●ナトリウム 体内の水分量やミネラルバランスなどを調節する。 ●ビタミンE 細胞膜の酸化を抑え、細胞の老化予防。血行促進作用も。
●カリウム 細胞内外の水分量を調節。血圧の上昇を抑え安定させる働きも。 ●ビタミンK 止血作用があり、カルシウムの骨への沈着を助ける。

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参考文献:
佐藤務 著 『心と体を強くする!サプリメント活用法』 
田中明, 蒲地桂子 監修 『栄養素キャラクター図鑑』

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