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健康コラム

2016年06月17日

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ごまの栄養学

ごまの栄養学 ごまはおおまかに分けると油脂、たんぱく質、各種ビタミン・ミネラルなどで構成されています。およそ健康によい成分のほとんどが、小さなごまの1粒に凝縮されていると言っても過言ではありません。小さいけれど存在感たっぷりのごまについて学びましょう。

ミネラル ビタミン類 たんぱく質 脂質 ゴマリグナン カルシウム アミノ酸 食物繊維 鉄は鶏のレバーなどに匹敵するほど含まれています。セレンが多く含まれていることが大きな特徴です。ビタミンB1、B2、B6、ビタミンE、などごまには代謝や抗酸化作用にかかわるビタミンが含まれています。アミノ酸がバランスよく含まれており、特に大豆たんぱくに足りない、アミノ酸を多く含んでいることが特徴です。人間の体内では合成できない不飽和脂肪酸のリノール酸(n-6)とオレイン酸(n-9)が多く含まれています。ごまにしかない特有な有用成分。微量ながらごまのパワーが凝縮されており、健康効果が期待できる成分です。ひじきに負けないほどの含有量です。

ごまにしかない成分「ゴマリグナン」

小さいごまの粒のわずか1%ほどに存在する成分「ゴマリグナン」。リグナンというものは植物の種子、茎、根などに含まれていますが、ゴマリグナンはごまにしか含まれない特有な微量成分です。ゴマリグナンは強い抗酸化力を持ちます。ごま油が酸化しにくいのはこの為です。その他肝機能向上などの作用があり健康維持への効果が期待されています。
ゴマリグナンはセサミン、セサモリン、セサモール、セサミノールなどの成分によって構成されていて中でも存在する量が多いのはセサミンとセサモリンです。セサミンは体内に吸収されると肝臓の代謝を高め高い抗酸化性を発揮するようになります。有害な活性酸素の働きを抑え、老化防止に役立つと言われ、わずか1%の含有量でも十分なパワーを発揮します。

小さな1粒に栄養ぎっしり 体にいい安全な伝統食品

ゴマの成分

ごまの健康効果!!

悪玉コレステロールを下げる

ゴマリグナン(セサミン)に、血液中のコレステロールを低下させる作用があると期待されています。しかも善玉コレステロールは下げずに、悪玉コレステロールを下げる働きがあると言われています。

セサミンカプセルの投与によるコレステロールの変化

アルコール分解促進

肝機能の働きを強化してアルコールの分解をスムーズにすると言われています。またアセトアルデヒドと言われる有害物質が体内に残らないように働くと言われ二日酔い予防にも効果的です。

血圧上昇抑制

血管の活性を高めることで虚血の発症を防ぐ環境を作り出し、血圧の上昇を抑えると考えられています。

老化防止

強い抗酸化力で皮膚や体内のダメージを和らげ、老化を遅らせると言われています。また、抗酸化力の強いビタミンEの消耗を少なくして老化を抑制する作用があると言われています。

関連商品

焙煎黒セサミン

参考文献:
株式会社枻出版社『趣味の教科書 ごまのすべてがわかる本』
清水 昌監修『1億人の薬効食 やっぱり「ゴマ」が効く!』
菅野 道廣著『ゴマは小粒でも栄養満点~リグナンなどの成分が機能性を発揮~』

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