2016年02月19日
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野菜としてなじみの深いカボチャは、世界に20種類以上の品種がある、ウリ科の植物です。日本では「日本カボチャ」や「西洋カボチャ」などが知られていますが、「カボチャ種子エキス」として使用されるのは、ペポカボチャと呼ばれる品種。ヨーロッパでは古くから健康成分として親しまれている薬用カボチャで、国によっては医薬品の成分として使われています。
カボチャの種子には、過敏性膀胱や頻尿など、女性の排尿障害を軽減させる効果があると言われています。それは、カボチャの種に含まれているリグナンというポリフェノールには、抗酸化作用や炎症を抑える働きがあり、さらに女性ホルモンのバランスを整える作用があるためです。
また、カボチャの種子には男性の前立腺肥大症を改善する効果も期待されています。リグナンがホルモンに働きかけるためで、他の成分、ミネラルやたんぱく質が血流を良くすることで、新陳代謝を活発にするとも言われています。