2015年10月19日
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ウコンはショウガ科の植物で、根の部分に優れたパワーを秘めています。日本では主に沖縄で、「秋ウコン(ウコン)」「春ウコン(キョウオウ)」「紫ウコン(ガジュツ)」の代表的な3種類が栽培されています。
ウコンの効能の“守備範囲”は広く、肝臓を元気にする効果の他にも、様々な生活習慣病を改善する素晴らしい薬効が期待でき、科学的にも広く証明されてきました。
まずウコンには、肝機能全般を高める働きがあります。黄色色素のクルクミンや、100種類を超える精油成分に胆汁の分泌を促進する働きや、アルコールの解毒作用があります。胆汁の分泌を
促進することで代謝を活性化し、コレステロールを調整したり、血液の浄化にもつながります。
また、近年問題になっているメタボリックシンドロームにも有効です。内臓脂肪の蓄積により高血圧や高脂血症(脂質異常症)、糖尿病などから動脈硬化が生じやすくなりますが、それらの予防にもウコンパワーが有効です。
その他にも、抗酸化の働きによって免疫細胞のダメージを防ぎ、免疫力の低下を予防する作用もあります。
副作用の心配なく健康増進に役立つウコンは、医療現場からも注目される健康食品です。
ウコンにはカルシウム、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維もバランス良く豊富に含まれています。健康な人もより、元気になるおすすめの成分です。