2015年9月16日
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クロレラは淡水に生息するプランクトン、単細胞緑藻類の総称。20数億年前から生息していたと言われ、1890年に微生物学者に発見されました。含まれる栄養素の種類が多いことから「未来の栄養素」「完全食品」と呼ばれ、注目されてきました。
クロレラの成分で最も多いのは、たんぱく質です。成分の半分以上を良質のたんぱく質が占めています。その原料であるアミノ酸をバランスよく摂ることができます。
さらに炭水化物や、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラル、ビタミンA、E、B、全てのビタミン、葉酸、核酸など多種多様な栄養素が含まれています。
栄養豊富なクロレラですが、中でも特長的なのがクロロフィルという葉緑素を含んでいることです。クロロフィルは光合成の明反応で光エネルギーを吸収する物質で、太陽エネルギーを多く貯蔵して巧みに利用します。
生活習慣病に対しても有効で、腸で吸収された脂肪やコレステロール代謝を制御するように働いています。腸内で胆汁酸や有害物質を吸着してその排泄を促す働きもあり、便秘を解消すると言われています。また、ビフィズス菌など有用な腸内細菌を増殖させ、逆に有害な細菌を減少させる働きもあります。