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健康コラム

2015年7月17日

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熱中症からカラダを守ろう!

熱中症からカラダを守ろう!

地球温暖化やヒートアイランド現象によって夏の気温は年々上昇しています。この暑さで心配なのが熱中症。暑さで体温調節機能が働かなくなって起こる症状です。高齢者は命の危険さえあるため、軽視することなく万全な対処が必要です。例年、梅雨が明けて蒸し暑くなる7月から8月にかけて、患者数はピークに達します。ここで熱中症対策を再確認しましょう。

熱中症患者の旬別症例数の推移(2012年)

気温の上昇とともに増える「熱中症」

梅雨明けの蒸し暑い日や、冷夏であっても急に気温が上昇する日は、体が暑さに慣れていないため、熱中症患者が増える傾向にあります。病院に運ばれる人や、亡くなってしまう人も年々増加し、夏の深刻な問題になっています。
若い世代ではスポーツや仕事中に発症する傾向がありますが、中高年は日常生活で、屋外よりも屋内での発症が多いと報告されています。普段からの注意が必要です。

熱中症死亡数の年齢階級別累積(1968年~2012年)男・女ともに80~84歳を中心とする年齢層で多くなっている!

熱中症の発生場所(2012年)日なたより屋内が上回っている!

健康な皮膚 角質細胞がレンガのようにきちんと並び、細胞の間にセラミドなどの細胞間脂質がきっちり詰められ、水分を保って皮膚を保護している。セラミドはセメントの役目をしているよ!

塩分や水分が不足したり、体温が異常に上昇して発症する「熱中症」

人間の体は、暑くて体温が上昇すると、皮膚の血流量を増やして皮膚から熱を逃がしたり、汗をかいて、その汗が蒸発することで熱が奪われ(熱放散)て体温を下げています。ところが、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が効かなくなるなどして、体内に熱がこもり、体の変調をきたします。これが熱中症です。

元気成分で熱中症を予防!

●疲労回復成分

■ビタミンB群
糖質の代謝を助け、エネルギー生産を促すため、疲れにくい体に不可欠です。B群は汗や尿とともに失われがち。加えて喉ごしの良い麺類や清涼飲料を摂り過ぎると副食が不足し、よりB1不足となるので要注意。

■クエン酸
糖質をエネルギーに変換する時に欠かせない有機酸。疲労回復や体調維持効果があります。

■黒酢
栄養価が高くアミノ酸の宝庫。有機酸やビタミン、ミネラルも豊富で疲労回復に期待されています。

●スタミナアップ成分

■ニンニク
におい成分、アリシンがビタミンB1の吸収を促進。ノルアドレナリンというホルモンの分泌を高め、脂肪からのエネルギー代謝を高め、元気ややる気を出させるホルモンの分泌量を増加させます。

■コエンザイムQ10
食事から摂った糖質や脂質を細胞内のミトコンドリアで燃焼させてエネルギーに変えるのを助けます。細胞膜などに含まれる脂質が活性酸素で酸化されるのを防ぐ作用も。

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紀州梅エキス粒
薩摩黒酢
無臭ニンニク粒
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コエンザイムQ10プレミアム

参考文献:
環境省 熱中症環境保健マニュアル2014ホームページ
滝沢仁志編著『天気を知れば病気にならない!』

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